皆さんこんにちは、のがみんです。
7月末に入ったものの連日30℃越え・・・
コロナ感染者数爆発的に増加中。
そのため土日も家に引きこもり映画をみたり、昼間からビールを飲んだりとそれなりに楽しい日々を送っている私です。
さて今回の記事は、最近耳にすることが増えた【HSP】【繊細さん】について書いていきます。実は私、のがみんもある時自分っておかしいのか・・・?と感じることがありネットで調べるとHSPという言葉が1番上に出てきて、そのページを開くとびっくりするくらい自分の悩みや症状と当てはまっていました。
この記事を最後まで読むことで、“自分ってちょっとおかしいのかな?”“HSPって認めたくない”“そもそもHSPってなに?”と悩んでいる方の助けになると思います。
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そもそも【HSP】とは
HSPは、米国の心理学者が提唱した心理学概念で、神経が細やかで感受性が強い性質を生まれつき持った人のことです。全人口の15-20%、約5人に1人がHSPと考えられています。
HSPには、4つの特徴的な性質を持っています。
①深く処理する
簡単なことも深く様々な思考をめぐらす
②過剰に刺激を受けやすい
刺激に対する反応が強く表れやすく、疲れやすい
③全体的に感情の反応が強く、共感力が強い
他人との心の境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすい
④繊細な刺激を察知する
他人が気にしないような音や光、においに繊細ですぐに気付く
HSPは、脳の中の「扁桃体」の機能が過剰に働きがちで、HSPではない人と比べて刺激に強く反応したり不安や恐怖を感じやすいことが分かっています。また、相手の気持ちを察知して行動したりすることでストレスをためてしまうこともあります。
2.どんな種類があるの
HSPときくと一見「内気」と思われがちですが。実はHSPの中にもいくつか種類があります。
●HSP (内向的HSP)
繊細+刺激を求めない+内向的
・感受性が高い
・他人との交流を避けたい
●HSE (外向的HSP)
繊細+刺激を求めない+外向的
・感受性が高い
・他人と交流したい
●HSS型のHSP (刺激追求型内向的HSP)
繊細+刺激を求める+内向的
・感受性が高い
・刺激が欲しい
・人との交流を避けたい
●HSS型のHSE (刺激追求型外向的HSP)
繊細+刺激を求める+外向的
・感受性が高い
・刺激は欲しい
・他人と交流したい
3.【HSP】の特徴とは
これまでHSPには4種類に分類されることを説明してきました。
ここまで読んでくださった方々ありがとうございます。
ここで「なんで4種類もあるの?」「結局自分はどれなの?」と疑問を持ったかたもいらっしゃるでしょう。
HSPさんは、全人口の20%、5人に1人がHSPとされています。
その一方で、社交性に富んだHSPである「HSE」や好奇心旺盛で刺激を求める「HSS型のHSP」、その両方を併せ持つ「HSS型のHSE」が少数ながらも存在しています。
4.治療法ってあるの
結論は、治療法はありません。
HSPの気質はうまれもって備わっているものであるため、変えることができません。
しかしHSPのなかには馴染めない環境になんとか適応しようと努力した人たちもいます。そのため内向的と外向的といった相反する気質をもつことになってしまったのです。
治療しようと思うより、自分がどのHSPに該当するか理解し、付き合っていくことが大切と言えます。
5.これからの付き合い方
まず1番大切なことというか、結論としては“行動や環境を変えて、HSPと付き合っていこう”です。
繰り返しになりますが、治療することはできません。生まれ持ってきた1つの特徴です。HSPは、刺激に対して扁桃体が過剰に反応してしまう状態ですので、まずは刺激が少ない環境に身を置いて、刺激そのものを避けることから考えましょう。
●視覚→意識して周りを見ないようにする。寝るときはアイマスクをする。
●聴覚→イヤホンで好きな音楽を聴く。他人同士の話を聞かないようにする。
●触覚→締め付けられる素材をやめて肌触りの良い服を着る。
●嗅覚→マスクで鼻をあおる。お気に入りの香水やアロマを使う。
他には、HSPについて書かれた書籍や記事を読んで理解を深める。同じ状態の人の存在を励みにする。
HSPさんが刺激を受けすぎた結果、ストレスによるうつ病や胃潰瘍など治療を要する状態に移行していまう可能性がとても高いです。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
きっと「HSPのことはわかったけど、仕事上避けれないこともあるよ・・・」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
私自身、人混み嫌い、LINEの通知音嫌い、電話苦手です。しかしもともとは看護師をしていました。女性の職場ですから陰口や理不尽なことだらけですが、あることをきっかけに退職しました。
医療現場から離れて初めて“自分を大切に生きる”ことの大切さを知りました。
また、働き方は無限大です。自分はどんな環境が苦手なのか是非書き出してみてください。極端な話、その書き出した環境から逃げれば良いのです。
“逃げる”というと響きが良くありませんが、自分中心に考え自分にとって居心地が良い、人間関係、仕事環境、生活環境をつくっていきましょう。
HSPは生まれ持った才能です。自分にあった対処法を考え楽しく、豊かな人生を送っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。幸あれ。